もうこれ以上、許さない

そんな翌日。

「ルナちゃんひどくないっ?
また明日〜って言ったくせに休みだしっ」

「だって別に、あたしが休みでもお店は開いてるし」

「そーだけどっ。
俺はルナちゃんに会いたくて来てんのに」

またそーゆう思わせぶりな事を!

「いやここクリーニング屋!」

「怒んなくていいじゃんっ。
ちゃんと洗濯物も持って来てるし」

「それ当たり前だから」
怒りながらも。

いじける風人が可愛くて、思わずキュンとし…
ちゃダメ!!
慌てて自分をセーブする。


「ところでさぁ、どっかいい飲み屋知んない?
俺大家族だから、家で1人晩酌とか寂しいし。
仕事絡みの人とも飲み行きたいし」

「ああ、それなら」
マスターに営業協力しようと、Cyclamenを紹介しかけて…
ハッとする。

そこでも顔合わせたらたまんない!

「っ、そこのラーメン屋さんとかいんじゃないっ?
美味しいし一品メニューも豊富だし、夜は居酒屋代わりに利用してる人多いよ?」
とっさに、ガラス戸から見えるその店を紹介した。

「知ってるよ俺、家近くだからよく行ってるし。
確かに旨いけどそうじゃなくてさぁ〜。
ルナちゃんの行きつけとか紹介してよ」

「ないよ。
飲み行かないもん」
と嘘をつく。