もうこれ以上、許さない

あたしだけを、狂的なくらい愛されたい。
そう思ってきた自分にとっては…
途端、嬉しすぎる行為に打って変わる。

「…だったら、許す」
愛しくて抱きつかずにはいられなくて、そうすると。

風人は「ぅわ、心臓っ…」と悶えながら、ぎゅっとあたしを抱きしめて…
「…じゃあもっと、付けてい?」
そう首に吸い付いた。

「っ、そこはダメっ」

「わかってるから、俺にしがみついてて?」
その甘い声音が、首筋にかかって…
それだけでもたまんないのに。

チュッと啄まれて、舐められて…
甘噛みされて、軽く吸われる。

「あぁっ、ダメっ…
ね、ほんとに付いてないっ?」

「だいじょぶだから、いい子にして?」

風人にそう言われると弱いあたしは、付きそうなスリルにドキドキを煽られながら、素直に従ってしまうと…

「あ…」とやらかしたような声を耳にして、蕩けてた感覚から一気に引き戻される。

「なに?
まさか付いたのっ?」

「ごめん…」

「っ、信じらんないっ。
だいじょぶって言ったじゃん!」

「ごめんて!
だって慣れてないからさぁっ」

「嘘つけっ」
いくらあたしが初めてでも、こんだけ大量に付ければ慣れるはず!

「ひどっ。
じゃあこうしよっ?
俺にもつけて、お揃いにしよ?」