もうこれ以上、許さない

そんな調子でイチャつきながら選んでたら、当然決めるのに時間がかかって…
寝るのがすっかり遅くなってしまった。


にもかかわらず。
ベッドに入るといつものように、甘い唇に襲われる。

「んんっ、待っ…
一応言っとくけどっ、今日はシないからねっ?」

「なんでえ!
俺この時のためにずっと我慢してたのにっ」

「そーやって中途半端な事してたから、する時間がなくなったんじゃん!
とにかく、今日はもう寝るよっ?」
あたしは明日休みだけど、風人は仕事だから無理はさせらんない。

「ええ〜!
じゃあ1回だけっ」

「そう言っていつも1回じゃ終われないよねえっ?」

「でもこのままじゃ俺、夢精するよっ?」

「そしたら綺麗に洗ってあげるよ」

「恥ず!
え、マジでダメっ?」

「だーめっ」
プイっと、逃げるように身体を横向けると。

「…わかった。
じゃあ腕枕だけ」
拗ねた声で、そう後ろから抱きしめられた。


観念したのかと思いきや。

「ひゃっ…」
ふいに、にゅるりと耳が侵される。

「っ、もお!
シないって言ったじゃんっ」

「うん、シないよ?
ちょっと舐めるだけ」

この男は〜!と思いながらも。
それに流されないように、煽らないように、必死に声を我慢した。


なのに。