そのせいで俺は、芽衣の嘘を信じるしかなかったわけだけど…
だからって。
なんで月奈は、嘘だって教えてくれなかったんだ?
付き合ってたのは自分だって、ほんとの事を言わなかったんだ?
それどころか…
ー「好きな芸能人に似てたんで」
「慌ててたから、菊川さんより短い風人で呼んだんだと思う」
「親とは近くだから、いつでもご飯に行けるし」ー
むしろ、隠してたかのように思える。
とそこで、月奈の妹と話したやり取りを思い出す。
ーーー「確かにキミの言う通り、中途半端だし月奈を苦しめてばっかだし、これからも苦しめるかもしれないけど…
だけど俺、月奈を想う気持ちだけは誰にも負けない自信があるし。
絶対に、命がけで守ってみせるし。
いつか必ず、めちゃくちゃ幸せにするから」
引き止めて、そう誓うと。
「それはあなたの気持ちでしょっ?
相手が応じてくれなきゃ意味がない。
それで姉を、いつまで苦しめるつもり?
幸せにするのは、あと何十年後っ?
私はもう、これ以上姉に辛い思いをさせたくないのっ。
苦しんで欲しくないのっ!
姉はあなたの知らないとこで、何年間も苦しんで来た…
付き合ってた男に、酷い目に遭わされたの!」と。
まるで俺がそうしたかのように、睨み目をぶつけられる。
だからって。
なんで月奈は、嘘だって教えてくれなかったんだ?
付き合ってたのは自分だって、ほんとの事を言わなかったんだ?
それどころか…
ー「好きな芸能人に似てたんで」
「慌ててたから、菊川さんより短い風人で呼んだんだと思う」
「親とは近くだから、いつでもご飯に行けるし」ー
むしろ、隠してたかのように思える。
とそこで、月奈の妹と話したやり取りを思い出す。
ーーー「確かにキミの言う通り、中途半端だし月奈を苦しめてばっかだし、これからも苦しめるかもしれないけど…
だけど俺、月奈を想う気持ちだけは誰にも負けない自信があるし。
絶対に、命がけで守ってみせるし。
いつか必ず、めちゃくちゃ幸せにするから」
引き止めて、そう誓うと。
「それはあなたの気持ちでしょっ?
相手が応じてくれなきゃ意味がない。
それで姉を、いつまで苦しめるつもり?
幸せにするのは、あと何十年後っ?
私はもう、これ以上姉に辛い思いをさせたくないのっ。
苦しんで欲しくないのっ!
姉はあなたの知らないとこで、何年間も苦しんで来た…
付き合ってた男に、酷い目に遭わされたの!」と。
まるで俺がそうしたかのように、睨み目をぶつけられる。


