「第一、ほんとに好きだったらいくらでも待てるわけないじゃんっ。
辛くて耐えられないに決まってる」
「だったらなんで!俺と駆け落ちしようとしたっ?
俺のために、ぜんぶ捨ててくれようとしたっ?」
「誉のそばにいるのが辛かったからだよ!
お店で抱き合ってた時、誉の事を試してわざと離してって言ったのに…
何も言わずにほんとに離すから、ショックだったしっ。
思わせぶりな言動に期待して、これ以上傷付きたくなかったからだよっ!
それに仕事も飽きてきたとこだったし、もともと親とも上手くいってなかったから、逃げるのにちょうどよかっただけっ」
するとまた沈黙が訪れて…
傷付けた言葉たちに、自分の胸も深く深く切り付けられる。
「…じゃあ、こっち向いて?
嘘じゃないならさ…
ちゃんと俺の、目ぇ見て言って?」
そんなの無理だよっ。
ちゃんと話せる自信ない…
思わぬ申し出に困惑するも。
断ったら嘘だと認めるようなもので…
ぐっと腹をくくって、恐る恐る視線を向けると。
愛しくてたまらないその姿に、胸が狂おしいほど締め付けられる。
風人はそんなあたしを、酷く切なげに、たまらなく愛しそうに見つめて…
「好きだよ、月奈」
瞬間、胸が握り潰される。
辛くて耐えられないに決まってる」
「だったらなんで!俺と駆け落ちしようとしたっ?
俺のために、ぜんぶ捨ててくれようとしたっ?」
「誉のそばにいるのが辛かったからだよ!
お店で抱き合ってた時、誉の事を試してわざと離してって言ったのに…
何も言わずにほんとに離すから、ショックだったしっ。
思わせぶりな言動に期待して、これ以上傷付きたくなかったからだよっ!
それに仕事も飽きてきたとこだったし、もともと親とも上手くいってなかったから、逃げるのにちょうどよかっただけっ」
するとまた沈黙が訪れて…
傷付けた言葉たちに、自分の胸も深く深く切り付けられる。
「…じゃあ、こっち向いて?
嘘じゃないならさ…
ちゃんと俺の、目ぇ見て言って?」
そんなの無理だよっ。
ちゃんと話せる自信ない…
思わぬ申し出に困惑するも。
断ったら嘘だと認めるようなもので…
ぐっと腹をくくって、恐る恐る視線を向けると。
愛しくてたまらないその姿に、胸が狂おしいほど締め付けられる。
風人はそんなあたしを、酷く切なげに、たまらなく愛しそうに見つめて…
「好きだよ、月奈」
瞬間、胸が握り潰される。


