もうこれ以上、許さない

「うっとーしいわ!」

「ひどっ!」

そうやって、却下しながらもイチャついてたり。
ダメ出ししながらも嬉しかったり。

そんな時間が楽しくてたまらなくて…
泣きたくなるくらい、幸せだと思った。



その夜。

「月奈おいで?」
ベッドで風人に抱き寄せられて…

胸がぶわりと高揚する中。
チュッ、チュッ…と、おでこやらほっぺやらにキスを落とされる。


かと思えば、愛しげな切なげな眼差しで見つめてきて…

「好きだよ、月奈」
甘い声音で囁きながら、添えてる親指であたしの頬を撫でる風人。

「んっ…」
それだけでもたまんないのに。

すぐさま唇が奪われて。
あたしの唇を飢えたように()んで、侵すように舐めて、悶えるように甘噛んで…

「あーんして?」
艶っぽい声音のあと。

口内に深く潜り込んできた舌が、あたしの舌をなぞりあげて、ぐちゃぐちゃに絡まる。

「んっ、ん……んんっ…」
久しぶりなのと、より募った想いで、感じすぎてどうにかなりそうになったあたしは…

思わずその気持ち良すぎるキスから逃れると。

「いい子にして?」
顎を掴まれて。
もっと深くねじ込んできた舌に、口内をめちゃくちゃかき混ぜられる。