もうこれ以上、許さない

「ううんっ、OKに決まってるじゃん」
思わず吹き出しながらも。

あたしと付き合うくらいで幸せすぎるなんて、あたしの方が幸せすぎるよ。
そう思って、いっそう涙に襲われてた。



さらに、付き合ってからはもっともっと幸せで…
毎日が楽しくて、キラキラ輝いてて。

風人の寝顔を見てるだけで満たされて、愛しくてたまらなくなる。


「あれ…
ごめん、寝てた俺?」

「いいよ、寝顔眺めしてたし」

「そんで寝込み襲っちゃった感じ?」

「っ、襲ってないよっ」

「いーや襲ったね。
だってほっぺ湿ってるし、絶対キスしたねー」

「…してないって、たぶんヨダレだよ」

「マジか!」

そんなふうにして、2人でバカ笑いしたり。


付き合った頃は本当に幸せで。
会えるだけで、話せるだけでよかったのに…
ほんとにそう思ってたのに…

どうしてそれだけじゃ満たされなくなるんだろう。



「ねぇ、明日のデートなんだけどさっ」

「ごめん!デート無理んなった。
明日芽衣が行くとこあるみたいでさ、送り迎えしなきゃいけなくなって」

そう、付き合っても玉城さんの送り迎えは相変わらずで…

それだけじゃなく。