「わ〜!ちょっと待って珠和っ」
過去の話や風人を傷付ける発言を防ぐため、こっちを向いた妹に目で訴えながら首を横に振る。
だけど、すでに風人はちーんと落ち込み…
珠和もバツが悪そうにした。
「もうっ、だったら私まで避けないでよ…」
「…ごめん」
電話に出なかった申し訳なさと、相変わらずどっちが姉かわからない状態に、面目なくなる。
「とにかく、元気そうでよかった。
じゃあ私、この先の県で公演の打ち合わせがあるから…またね」
といって珠和は身をひるがえし。
「ちょっ、珠和!」
引き止める間もなく、去って行った。
するとすかさず風人が「俺行ってくる」と飛び出して…
「ええっ!ちょっ…」
そっちも同じように行ってしまう。
嘘でしょ!?
なんで追っかけるのっ?
状況を知らない珠和が過去を暴露したらどうしようと、気が気じゃなくなる。
だけどあたしは店から離れられないし、すぐに他のお客様が来店し…
連絡も出来ないまま、そのあともお客様が立て続いた。
そうして、その夜。
何を話したのか、珠和に電話しようとしたところで…
先に風人から掛かってきて、弾みで着信してしまう。
恐る恐る様子をうかがうも…
特に何も聞いてないようで。
過去の話や風人を傷付ける発言を防ぐため、こっちを向いた妹に目で訴えながら首を横に振る。
だけど、すでに風人はちーんと落ち込み…
珠和もバツが悪そうにした。
「もうっ、だったら私まで避けないでよ…」
「…ごめん」
電話に出なかった申し訳なさと、相変わらずどっちが姉かわからない状態に、面目なくなる。
「とにかく、元気そうでよかった。
じゃあ私、この先の県で公演の打ち合わせがあるから…またね」
といって珠和は身をひるがえし。
「ちょっ、珠和!」
引き止める間もなく、去って行った。
するとすかさず風人が「俺行ってくる」と飛び出して…
「ええっ!ちょっ…」
そっちも同じように行ってしまう。
嘘でしょ!?
なんで追っかけるのっ?
状況を知らない珠和が過去を暴露したらどうしようと、気が気じゃなくなる。
だけどあたしは店から離れられないし、すぐに他のお客様が来店し…
連絡も出来ないまま、そのあともお客様が立て続いた。
そうして、その夜。
何を話したのか、珠和に電話しようとしたところで…
先に風人から掛かってきて、弾みで着信してしまう。
恐る恐る様子をうかがうも…
特に何も聞いてないようで。


