でもその時は知る由もなく、それどころじゃなかったあたしは…
すぐに、誉に抱きしめられてる事やどこから聞いてたのかという事に焦った。
だけど風人の様子から、あたしのセリフまでは聞いてないようで…
誉との状態も、関係を終わらせる絶好の手段になるんじゃないかと思った。
「つーか、離れろよっ」
そばに来た風人が、誉の肩を掴むも。
すぐにそれが振り払われる。
「お前はそんな事言える立場じゃないだろっ」
「っ、そーだけどっ…
お前だって、もうそんな事出来る立場じゃねぇだろっ。
いいから離せよ!」
とまた、誉の肩に掴みかかろうとした矢先。
「誰のせいで!月奈が泣いてると思ってるんだっ」
そう一喝されて。
風人は自分のせいだったのかと言わんばかりに、目を見開いて…
掴みかけた手をぼとりと落として、うつむいた。
「ごめん、月奈…
ほんとにごめんっ…
けど俺、絶対にちゃんとするから!
月奈のためなら、なんだってするからさっ…
こっちおいでっ?」
辛そうに顔を歪めて、そう手を差し伸べる風人に…
胸が壊れそうなくらい締め付けられて、再びぶわりと涙がこぼれた。
だけど。
あたしは首を横に振って、誉にぎゅっと抱きついた。
すぐに、誉に抱きしめられてる事やどこから聞いてたのかという事に焦った。
だけど風人の様子から、あたしのセリフまでは聞いてないようで…
誉との状態も、関係を終わらせる絶好の手段になるんじゃないかと思った。
「つーか、離れろよっ」
そばに来た風人が、誉の肩を掴むも。
すぐにそれが振り払われる。
「お前はそんな事言える立場じゃないだろっ」
「っ、そーだけどっ…
お前だって、もうそんな事出来る立場じゃねぇだろっ。
いいから離せよ!」
とまた、誉の肩に掴みかかろうとした矢先。
「誰のせいで!月奈が泣いてると思ってるんだっ」
そう一喝されて。
風人は自分のせいだったのかと言わんばかりに、目を見開いて…
掴みかけた手をぼとりと落として、うつむいた。
「ごめん、月奈…
ほんとにごめんっ…
けど俺、絶対にちゃんとするから!
月奈のためなら、なんだってするからさっ…
こっちおいでっ?」
辛そうに顔を歪めて、そう手を差し伸べる風人に…
胸が壊れそうなくらい締め付けられて、再びぶわりと涙がこぼれた。
だけど。
あたしは首を横に振って、誉にぎゅっと抱きついた。


