もうこれ以上、許さない

「けどあれ聞いたら、なんか悩んでるのがバカらしくなってさっ」

「それあたしがバカっぽかったって事っ?」

「違う違うっ、カッコよかったって事。
まさに大胆不敵だなって。
俺も色々恐れずに、やるだけやったら自分の道に突き進もう!って思えたんだ」

なるほど、そう受け取ったか…
破天荒は、大胆不敵とか豪快って意味で認識されてる事の方が多い。


「そっか、なら良かったけど…
一応言っとくと、破天荒って前人未到の境地を切り開く事だからね?」

「そーなんだっ?
まぁなんでもいいけど」

適当!
そう突っ込もうとした矢先。

「俺が今までの自分も大事にして、これからに繋げようって思えたのは、間違いなく月奈ちゃんのおかげだからさっ?
今度は俺が、何がなんでも月奈ちゃんの力になりたかったんだ」

「風人くん…
ありがとう、おかげで元気出た」
嬉しくて、自然に笑みがこぼれると。

「はいっ、いい笑顔いただきました〜!
もうその笑顔見れるなら何でもするね。
あと、俺も一応言っとくけど。
俺はダメな月奈ちゃんでもどんな月奈ちゃんでも、ぜーんぶ受け止めるし。
めちゃくちゃ甘えさせるし、愛するよ?」