もうこれ以上、許さない

そしてそのままベッドに押し倒されて、熱烈なキスに襲われる。

甘い吐息を混ぜ合って…
だんだんそれが荒くなって、艶声があふれて…
貪るように欲して…
もっともっとと求め合って…

気持ちが高ぶってたあたしは、そんないつもより激しいキスに煽られて…
風人が欲しくてたまんなくなる。

それだけじゃなく。
今の追い詰められてる状況にも、やっぱり結ばれない運命なのかと不安を煽られて…
とにかく身体だけでも結ばれたかった。

なのに風人は、相変わらずその先に進もうとはしなくて…
だんだん、耐えられなくなる。


「っ、もぉおしまいっ」
顔を背けて手で遮った。

「ええっ!全然足りないんだけどっ」

「いっぱいしたじゃんっ。
それに、おやすみのキスもあるんだし」

「うっわ、足りてんだ?
俺の事おかしくなるくらい好きとか言っといて、これくらいで足りてんだっ?」

「そうじゃ、ないけど…」
むしろ風人はキスだけで足りてんだっ?
と心の中で反撃する。

「じゃあしてい?するよっ?
手ぇどけて?」

「やだ、どけないっ」
シたくなるもんっ。

「早くどけないと舐めるよ?」
訊かれたと同時、手のひらがベロリとなぞられる。

「っっ!
もう舐めてるじゃんっ」

「あ…」