もうこれ以上、許さない

「うっわ、久々その笑顔…
生き返る〜」

「じゃあ生き残れるね」
なんて、またバカみたいな会話で笑い合う。


それからも、いっぱいいっぱい笑い合って…

そんな時間が愛おしくてたまらなくて。
ずっと続けばいいと思ってるのは、あたしだけじゃないはずだ。


「あっ、もうこんな時間。
そろそろ寝なきゃね」

「ええ〜!
寝んのもったいないし」

「でも明日も仕事だし」

「そーだけどっ…
興奮して寝れないし」

いやあたしもそーだけど!
それってもしかして…抱きたいって事?

だったらぜんぜんOKだし、むしろOKじゃなきゃ泊まんないし…
あたしも風人に抱かれたい。


「じゃあいつまでたっても、おやすみのキスが出来ないね」
そう挑発すると。

目を丸くして、すぐさま立ち上がる風人。

「寝る。
そっこー寝る!
ほら月奈も寝るよっ?」
と、ベッドに座ってたあたしを優しく押し倒す。


ついさっきまでのヤンチャっぽい顔が変化して、とびっきり甘い眼差しで見下ろされ…

自分で挑発したくせに、心臓が早鐘を打ちまくってたまらなくなる。


そしてまたチュッと、甘い音を響かせながら…
あたしたちは長い長いおやすみのキスを、いつまでも続けて…

ただただ離れないように、ぎゅうっと抱き合って眠りに落ちた。