「ありがとうっ…
そう思えなくても、そう言ってもらえるだけで気持ちが楽になるよ。
もう、大丈夫だから」
そっと誉の身体を押して、解放を促した。
「っ…
むしろ俺は、あの婚約者と呑気に笑ってるあいつが許せない」
ゆっくり身体をほどきながら、そう呟く誉。
「逆だよ。
風人の事は、さんざん苦しめてしまったから…
今笑ってくれてる事に、どれだけ救われた事か」
「月奈…」
納得いかないのか、自分の事みたいに辛そうに顔を歪ます。
「…けど、これからどうするんだ?
あいつに今回の事を言わずに、2人っきりで会わないようにするなんて」
「うん、でも…
今まで通り、うちの店で会うのはいんじゃないかなって。
だって、今回の事を言わずにクリーニングを断るなんて、無理があるし不自然すぎるし。
文句言われても、それを逆手に取ればいいかなって」
「確かにそうだけど…
月奈はそれで平気なのか?
あのコはそう簡単には別れないと思う。
しかも、あいつはそのうち帰るだろうし。
下手したら、そんな状態が何年も続くかもしれないのに…
それでもいいのか?」
「…いいよ。
1%でも可能性があるなら、いくらでも待つ」
すると誉は片手で顔を覆って、やり切れない様子で息を吐き出した。
そう思えなくても、そう言ってもらえるだけで気持ちが楽になるよ。
もう、大丈夫だから」
そっと誉の身体を押して、解放を促した。
「っ…
むしろ俺は、あの婚約者と呑気に笑ってるあいつが許せない」
ゆっくり身体をほどきながら、そう呟く誉。
「逆だよ。
風人の事は、さんざん苦しめてしまったから…
今笑ってくれてる事に、どれだけ救われた事か」
「月奈…」
納得いかないのか、自分の事みたいに辛そうに顔を歪ます。
「…けど、これからどうするんだ?
あいつに今回の事を言わずに、2人っきりで会わないようにするなんて」
「うん、でも…
今まで通り、うちの店で会うのはいんじゃないかなって。
だって、今回の事を言わずにクリーニングを断るなんて、無理があるし不自然すぎるし。
文句言われても、それを逆手に取ればいいかなって」
「確かにそうだけど…
月奈はそれで平気なのか?
あのコはそう簡単には別れないと思う。
しかも、あいつはそのうち帰るだろうし。
下手したら、そんな状態が何年も続くかもしれないのに…
それでもいいのか?」
「…いいよ。
1%でも可能性があるなら、いくらでも待つ」
すると誉は片手で顔を覆って、やり切れない様子で息を吐き出した。


