「急じゃ、ないよ…
ほんとはあたしも、会うたび菊川さんに惹かれてた。
でも婚約者がいるの知ってたから…
必死にその気持ちを、誉に向けてた。
だけどもう誤魔化せないくらい好きになったからっ…」
「ごめんっ、隣行ってい?」
たまらなそうに吐き出す風人。
「…うん、いいけど」
そしてこっちを向いて座るなり。
「今めちゃくちゃ抱きしめたいんだけど…
抱きしめてい?」
切実な様子で訴えられて。
心臓が思いっきり跳ね上がる。
「っ、ここでっ?
それはさすがに…」
パーテーションで見えないとはいえ、ある意味外より恥ずかしい。
「だよなぁ…
でも抱きしめずにいらんないくらい、愛しくてたまんないし。
もうすげぇ申し訳なくて…
俺が中途半端なばっかりに、月奈ちゃんにそんな思いさせてたなんて」
「菊川さんのせいじゃない!
わかってて好きになったのは、あたしなんだから」
「けどそう仕向けたのは俺だしっ…
ほんとにごめん。
あいつに取られたくなくて、焦ってた。
でもちゃんとするから…
絶対、わかってもらうから。
それまで待ってて、もらえる?」
不安そうにうかがう風人。
ほんとはあたしも、会うたび菊川さんに惹かれてた。
でも婚約者がいるの知ってたから…
必死にその気持ちを、誉に向けてた。
だけどもう誤魔化せないくらい好きになったからっ…」
「ごめんっ、隣行ってい?」
たまらなそうに吐き出す風人。
「…うん、いいけど」
そしてこっちを向いて座るなり。
「今めちゃくちゃ抱きしめたいんだけど…
抱きしめてい?」
切実な様子で訴えられて。
心臓が思いっきり跳ね上がる。
「っ、ここでっ?
それはさすがに…」
パーテーションで見えないとはいえ、ある意味外より恥ずかしい。
「だよなぁ…
でも抱きしめずにいらんないくらい、愛しくてたまんないし。
もうすげぇ申し訳なくて…
俺が中途半端なばっかりに、月奈ちゃんにそんな思いさせてたなんて」
「菊川さんのせいじゃない!
わかってて好きになったのは、あたしなんだから」
「けどそう仕向けたのは俺だしっ…
ほんとにごめん。
あいつに取られたくなくて、焦ってた。
でもちゃんとするから…
絶対、わかってもらうから。
それまで待ってて、もらえる?」
不安そうにうかがう風人。


