もうこれ以上、許さない

他にも、幾度となくため息を誘ったリプレイの数々。

待ってこれ、やり直しじゃん…
やり直ししてるじゃん!

あたしにはその一連が…
なんだか、やり直せるサインみたく思えた。
神様がくれたチャンスみたいに思えた。

そう思いたかったのかもしれないけど、そう思わずにはいられなかった。


そうだよ、きっとそう…
風人が言うように、やっぱりあたしたち結ばれる運命なんだよっ。
ううん、あたしだってそんな運命にしてみせる!

そう、今度こそ…
風人を何より大事にする。
2度と苦しめないようにする。
あの頃の分まで幸せにする!

そうやって挽回すれば…
もうあの頃のあたしじゃないって証明すれば…
あの頃の玉城さんへの気持ちより、今のあたしへの気持ちを大きくすれば…
たとえ記憶が戻っても、好きでい続けてくれるかもしれない。

ー「1%でも可能性があれば、なんだって犠牲にしてやる」ー
ふいに浮かんだ風人のセリフ。

そして、何度突き放しても…
諦めずに追いかけ続けてくれた風人を思い出す。


うん、あたしも…
1%でも可能性があれば、なんだって犠牲にするよ。

もう一度、風人とやり直したい。