暫く歩くと、ルシルが本庄の体の上に覆い被さっているのが見えて来た。 声も聞こえてくる。 『今程俺は自分が悪魔に生まれた事を感謝した事はない。』 『ひぃいぃい...っ』 本庄が悶える。 『お前をこの手で地獄に送れるからな。』