九音の色素の薄い唇が、澪のぷっくりと柔らかな唇に重ね合わされた。
澪は突然唇を奪われて、何事かと焦点の定まらなかった目を見開いた。
「むぁ…九音さん何を…っ」
「っはぁ、じっとしていなさい。体に蓄積している悪気を吸い出すだけだから」
「気って……ちょっ、私の初キ……っんん!!」
一度放されたかと思ったら、またすぐに唇を重ねられた。
ただ唇と唇を重ね合わせるだけの単純な接吻ではない。
恋人達のように、九音は情熱的に、無遠慮なまでに澪の唇を貪った。
呼吸がまったく思い通りに行かなくて苦しい。
だが、不思議と体に渦巻いていた鉛のような不快感が消えていく。
吸い出される、というよりは体全体から染み出していく感覚に近い。
火照っていた体が徐々に冷めていく。
「んんんっ」
「っ……ふぅ」
長い間口付けを交わしてから、九音はゆっくりと澪から離れた。
それから何事も無かったかのように着物の袖で、涎に汚れたを口周りを拭った。
「ごちそうさま」
澪は突然唇を奪われて、何事かと焦点の定まらなかった目を見開いた。
「むぁ…九音さん何を…っ」
「っはぁ、じっとしていなさい。体に蓄積している悪気を吸い出すだけだから」
「気って……ちょっ、私の初キ……っんん!!」
一度放されたかと思ったら、またすぐに唇を重ねられた。
ただ唇と唇を重ね合わせるだけの単純な接吻ではない。
恋人達のように、九音は情熱的に、無遠慮なまでに澪の唇を貪った。
呼吸がまったく思い通りに行かなくて苦しい。
だが、不思議と体に渦巻いていた鉛のような不快感が消えていく。
吸い出される、というよりは体全体から染み出していく感覚に近い。
火照っていた体が徐々に冷めていく。
「んんんっ」
「っ……ふぅ」
長い間口付けを交わしてから、九音はゆっくりと澪から離れた。
それから何事も無かったかのように着物の袖で、涎に汚れたを口周りを拭った。
「ごちそうさま」


