「っ・・・・・・・・・」
私は必死に引きはがそうとするけど、お父さんの力は強くなるばかり。
私は近くにあったハサミをお父さんの顔目掛けて投げつけた。
・・・ごめんなさい。お父さんっ・・・
見事にそれはお父さんの顔に的中し、お父さん顔から少し血が少し出ている
「夢花ぁぁぁぁ!!!!!」
怒り狂ったお父さんは、標的をお母さんから私に変えた。
「夢花!!!」
解放されたお父さんは私を抱き抱えて家を飛び出した。
お父さんは痛みで歩けないみたい
私が今したことが正しいことか分からない
でも今この状況が大変なことはわかる
とにかく今はお母さんについて行くことを決めた。

