「ううん、全然。はいこれ!」 私は借りていたノートと手作りお菓子を あげた。 私は湊にノートを借りる代わりに、 お菓子を作っている。 「おう!ありがとないつも」 「全然!いつも勉強教えてくれるお礼だから!」 「じゃあ今回も遠慮なく貰っとくわ」 『吉良く~~ん!』 「ん?ごめん、俺呼ばれてるから行くな」 完璧な湊はもう女子からモテモテだ。 「わかった。またあした!」 そう言って3組を後にした。