「幼なじみだって思ってた」 「俺は、」 奏太の話をさえぎるように、回されている腕をきゅっと握る。 小さい頃は細かったのにたくましくて少し筋肉のついた男の人の腕。 いつの間にかこんなに変わってた。 「私、最近気づいたばっかりで…わがままなところとか奏太にはもったいないし、全然つり合わないけど」 こんな私でいいのなら。 こんな私でも好きだって言ってくれたから。 「好き………奏太のことが好き」