「私っ…瀬上くんのことがすきなの。
私と付き合ってほしい」
ヒュッ…………、
2人と私の周りの空気が止まったみたいな。
息が詰まった。
初めて見る生告白。
「お願いっ……」
鳥羽さんは奏太の目を見つめ続ける。
…奏太の好きな人が鳥羽さんだったら。
もし、そうなら……2人は付き合うの?
「やっぱり告白だ…っ」
いつの間にかついてきてたらしい夏美がすぐ隣でノドをならす。
ドクン、ドクン。
奏太はなんて言うんだろう。
もしかしたら2人は……
「無理」
そう一言吐き捨てた。
「でも……っ。私、瀬上くんと付き合うために元カレと別れたんだよ!?それだけ、瀬上くんのことが………っ!!」
「アンタのじゃなくて、俺の気持ちの問題」

