「それならいいじゃないか。よろしくな、白城」
はっ!?
なぜか私が多賀くんの学校案内係になってしまった。
「ちょっ……!!」
美琴がガタッと立ち上がりそうになったのを夏美があわてておさえる。
「……麻衣っ」
そのまま振り返ってきた。
「私たちも一緒に行くわ。なにかあったら危ないし…」
「お願い…」
とても心強い。
私も昨日、初対面でいきなり「付き合わない?」って言ってきた人とは、できるだけふたりきりにはなりたくない…な。
それに…チャラそうだし。
見た目で決めつけちゃダメだけど、やっぱりそう見えちゃう。
金髪に近いような髪色に、ピアスが左耳に2個ついている。
うん。
見た目チャラい…!
絶対ふたりきりにはならないどこう。
ならない…どこう。

