幼なじみと、恋のお話


な、なんで……!?


朝のSHR。


前に立っているのは、昨日のイケメン…多賀陸人くん。


イケメン転校生の登場に、女子たちはおおいに盛り上がっている。


多賀くんって、転校生だったの…!?


「ま、麻衣ちゃん。あの人……!」


夏美もびっくりして私の腕をつついている。


多賀くんはそんな私たちを見て、ニコッと微笑んだ。


そして、あろうことか手をひらひらとふってくる。


「…お?白城たち、知り合いなのか?」


担任の先生が、思いついたようにポンと手を打った。


「それならちょうどいい。学校、案内してやれよ」


は、はぁ〜〜!?


「先生、男子に頼んでください。それに知り合いじゃありませんし」


美琴は心底いやそうな顔で吐き捨てた。


まぁ私もちょっと遠慮したい…かな。


「うーん、俺は君たち…君に案内してもらいたいな。昨日ぶりだしね。白城ちゃん」


な、なんてこと……!?


女子たちの歓声。


「えっ、なんで白城さん!?」

「知り合いなの!? もしかして…彼氏?」


えっ!?いやいや、違うから!