「ねぇねとお風呂入ろう？」

「うん」


まぁ、なんだかんだ一緒に入ってくれるからよかった。

これで、夏希じゃなきゃ無理！って言われたら私…

いや、いつかはほんとに一緒に入ることができなくなるんだしいい機会なのかな。


そんなこんな、智也とお風呂に入り夜ご飯も食べて智也と一緒に寝る時間になった。

智也は夏希が帰ってこないせいか、落ち着かずいつもより寝付くのも遅い。


どんだけ夏希に懐いたの…

嫌ってたなんて嘘みたい。


懐かせた夏希もスゴいよね。

さすが教師って感じ。


「なーくん…むにゃむにゃ」

なんて、寝言が聞こえた。


寝言までなーくんって…


智也を起こさないようにそーっと寝室を出てリビングへ。

夏希が帰ってきてたらしく、静かにテレビを見ていた。