「はぁ、はぁ、はぁ、」 気づけば私は裸足のまま家の外を走っていた。 後ろからは狂ったように叫びながらあの人が追ってくる。 「あの人から逃げなきゃ………」 追い詰められてきた私は、山の中に逃げ込んだ。 てっぺんまで登った時、足元が崩れた。 「わっ!!!」 景色がどんどん落ちてゆく。 でも、これであの人達から逃れられるのではないだろうか? ……………でもあんな人達に負けたくない。 耐えて耐えて耐えたその時に、幸福はきっとやってくる。 だから………