ドアが閉まります。という無機質な声にハッとなり急いでエレベーターから降りる。
「とりあえず、俺は先生じゃなくて先輩だからね?カナデ。」
いつの間にか私の目の前にきた先輩が、頭に手を乗せて覗き込むように私を見た。
『そうですよね、気をつけます。』
「ん、呼んでみ?」
『えっ?え??』
「ミナト先輩って。」
『いやいやいやいや!!』
「ほら、早く。」
キスできちゃうくらい近い距離に先生の顔がある。
先生の顔が赤いのはきっと夕日のせい。
だって余裕そうな、なんとも思ってないですって顔で笑ってるから。
「はい、どーぞ?」
『ミナトせん、ぱい。』
「ん、よくできました。」
ポンポンと頭を撫でて手は離れて言ってしまう。
「どこの部屋だったっけなー。」
スマホをポケットから出しながら練習室がある方へと足を進めて行ってしまう。
「とりあえず、俺は先生じゃなくて先輩だからね?カナデ。」
いつの間にか私の目の前にきた先輩が、頭に手を乗せて覗き込むように私を見た。
『そうですよね、気をつけます。』
「ん、呼んでみ?」
『えっ?え??』
「ミナト先輩って。」
『いやいやいやいや!!』
「ほら、早く。」
キスできちゃうくらい近い距離に先生の顔がある。
先生の顔が赤いのはきっと夕日のせい。
だって余裕そうな、なんとも思ってないですって顔で笑ってるから。
「はい、どーぞ?」
『ミナトせん、ぱい。』
「ん、よくできました。」
ポンポンと頭を撫でて手は離れて言ってしまう。
「どこの部屋だったっけなー。」
スマホをポケットから出しながら練習室がある方へと足を進めて行ってしまう。