この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「雨宮千歌です。よろしくね」


会釈をすると、ハッとした顔が見受けられた。


「あ〜!もしかして、この人が!」

「元総長の彼女さんっすか!?」

「話は、豹さんから聞いています!」


あたしの話は、少し聞かされていたみたい。


…でも。

確か今、……“元総長”って言わなかった…?


あたしが豹くんの方を振り向くと、優しく微笑み返してくれた。