この声で、キミに「好き」と伝えたい。

その声に、思わず心臓がドキッと跳ねた。


…だって。

なぜなら、その声は……。


「豹くんっ…!!」


以前と変わらない、襟足長めのクリームベージュのウルフカット。

細見…だけど、七分丈の袖から見えるたくましい腕。


そして、とろけてしまいそうなふにゃりとした柔らかい微笑み。


この5年半もの間、ずっとずっと会いたかった豹くんが、今まさに目の前にいる。