この声で、キミに「好き」と伝えたい。

オーストリアでは、大学の男友達や歌の教室の年上の人に告白されたりもした。


「千歌を大切にする」と。


豹くん以外に、あたしのことを大切にしてくれる人はいるかもしれない。


…でも。


あたしが、“豹くん”じゃなきゃダメなんだ。


もし、豹くんがあたしのことを想ってなかったとしても、あたしは、絶望のどん底にいたあたしに手を差し伸べてくれた…豹くんがいいんだ。