この声で、キミに「好き」と伝えたい。

思わず目の奥が熱くなった。


クリームベージュの金髪。

首にかかる長い襟足。


その人物が、あたしが乗る飛行機の時間が書かれた案内板を見上げている。


ついさっきまで、1人でも平気だと思っていたのに、込み上げた想いが涙となって頬を伝った。


そう。

その人物とは、紛れもない豹くんだった。


お見送りにこなくて大丈夫だと、昨日伝えておいたのに。