この声で、キミに「好き」と伝えたい。

あたしは今日、日本を発つ。


美歌の大事なコンクールの日と被っていたから、ママはこの場にはきていない。


どうせ、向こうに行ったら1人で生活しないといけないのだから、ママがいなくたってへっちゃら。

それに、しばらくママから離れられると思うと、ちょっと気持ちが楽だったりもする。


あたしはもう、1人でも平気。


そう思っていたのに…。


空港に着いて、とある人物の姿が目に入った途端…。