この声で、キミに「好き」と伝えたい。

そうして、今に至る。



アヤミちゃんに途中まで送ってもらったとは言え、走り疲れたあたしは肩で息をしていた。


そして、ホームにたどり着けた安心感からか、わずかに気が緩んだ瞬間、体の力が抜けて膝から崩れ落ちてしまった。


…だけど、それをだれかが抱き起こしてくれた。


顔を上げると、そこにいたのは…。


「豹くんっ…」


だった。



突然のあたしの訪問に驚いている。