この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「…アヤミちゃんは?こないの…?」

「そんなの、行けるわけないじゃん。アヤミは覇国を抜けたんだよ?」

「でも、久しぶりにみんなにー…」

「も〜…。相変わらず、千歌さんってお人好しだなぁ。アヤミのことはいいから、さっさと行った行った〜!豹さんにちゃんと伝えないと、怒るよっ」

「う…うん!ありがとう!」


別れ際、アヤミちゃんに微笑んでみせた。

それに満足したかのように、アヤミちゃんは車のドアを閉めた。