この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「うん、好きだよっ」


あたしがそう答えると、アヤミちゃんは満足したようにため息を吐いた。


「も〜、しょうがないなぁ!そんなに豹さんのことが好きなら、今から連れて行ってあげるよ!」

「…えっ?」

「いいから乗って!そんな格好でそばにいられると、アヤミも変な目で見られて迷惑だから!」


アヤミちゃんはドアを開けると、あたしの返事も聞かずに車の中に引っ張り込んだ。