この声で、キミに「好き」と伝えたい。

あたしがほしい言葉を十分すぎるくらいくれた。


いつだってあたしを守ってくれる豹くんに、たくさんの感謝の言葉を声に出して伝えたかったのに……。

それができないもどかしさがあった。


…だから。

もし、いつか声が戻るのなら…。


この声で、「好き」と伝えたかった。


豹くんがあたしに、「好き」と言ってくれたように。


なのに、あたしは声が戻ったというのに…。