この声で、キミに「好き」と伝えたい。

だって優勝したからって、豹くんとの関係を認めてもらえるわけじゃないから。

むしろ、衛斗と結婚という名の鳥籠の中にまた押し戻されるだけ。


あたしは、豹くんのそばで歌いたいってことに気づいたから。


衛斗と結婚させられるくらいなら、こっちからこんなコンクールなんて願い下げ。

あたしには、これくらいしか結婚をなかったことにする方法が思い浮かばなかったから。