この声で、キミに「好き」と伝えたい。

狭くて、少し薄暗い地下のあの部屋。

だけど、あたしにとっては居心地のいい場所。


それは、覇国のホーム。

そして、豹くんのそばで歌いたいんだ。



「…千歌!!キミはなにを言っているんだ!?」


いつもは冷静でキザな衛斗も、顔を真っ赤にして怒っている。

衛斗にとっても、あたしの行動は予想外。


でも、いい気味。

あたしは、ホイホイ擦り寄るような都合のいいペットじゃないんだから。