この声で、キミに「好き」と伝えたい。

そんな声が、あたしの背後の席から聞こえた。


男性1人に、女性2人の3人組のグループ。


男性は、外国人なのだろうか。

少し日本語が片言に聞こえる。


会話だけ聞くと、久しぶりに会った知り合いとの再会を喜んでいる。


だけど、あたしはこの3人の声を知っていた。


…いや。

知っているもなにも、そのうちの1人は………紛れもなくママだ。