この声で、キミに「好き」と伝えたい。

まだまだ出場者は残っているし、控え室にいても衛斗といっしょになるだけだから、第1課題曲の審査発表までの空いた時間に気分転換に散歩をしようと、こうして出てきた。


ホールのすぐそばには、広場もある。

その広場を見渡せるように、テラス席を設けたカフェも併設されている。


去年のコンクールでは、あたしが席を外している間に、持ってきた飲み物になにかを入れられるという嫌がらせを受けた。