この声で、キミに「好き」と伝えたい。

あたしは、最高の発進をすることができた。



「千歌〜!すばらしかったよ!」


控え室に戻ると、感極まった衛斗が抱きつこうとしてきた。

それをスルリとかわす。


だけど、衛斗との息がピッタリすぎたのもまた事実。

あたしが最高の歌声を披露できたのは、衛斗の伴奏のおかげでもある。


「さすがは、ボクの千歌だ!ボクと共に生活をして、ボクのことをさらに知ることができたから、こうしてー…」