この声で、キミに「好き」と伝えたい。

そんな幸せな夢。


おそらくそれは、近いうちに叶うことになるであろう正夢に違いない。


あたしは今日、ムーサ声楽コンクールで優勝して、この家を出て行く。

そして、真っ先に豹くんに会いに行くんだ。



朝食を済ませ、毎朝恒例の医師の診察。

今日も特に問題はなかった。


コンクール会場へ向かうまでの時間に、衛斗と2人だけで最終確認のためにレッスン。