この声で、キミに「好き」と伝えたい。

そんな不安が、一瞬頭の中をよぎるのだった。



カレーを食べ終え、豹くんとテレビを見ていて、ふと時計に目を移すと…23時だった。


「千歌は明日も学校があるし、…そろそろ寝ないとな」

「…うん」


“明日”…。

明日がくるのが、こんなに嫌だと思ったことはない。


明日になれば、また豹くんとは離ればなれ。

あたしは、デアンジェリス家に戻らなければならない。