この声で、キミに「好き」と伝えたい。

あたしがレッスンをサボっても、ほかの出場者たちは毎日練習していることだろう。


ムーサ声楽コンクールまで、あと1ヶ月というこの大事な時期。

1日レッスンをしなかっただけで、その差を広げられる可能性だってある。


「キミは、なんのためにムーサ声楽コンクールに出るんだい?優勝して、華々しい成績を残すためだろう?そのために、ボクの家にいるんじゃないか」

「…わかってる。でも、今日だけは豹くんといっしょにいたいの…!」