この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「千歌が帰る場所なら、他にある。俺たちのホームがっ」


…ホーム。

久々に聞いた響きだ。


ホームは、常に笑いが絶えなくて。

いつだって、あたしを温かく迎え入れてくれる場所。


「あたし…ホームに行きたいっ。豹くんといっしょにいたいっ…」


震える声。

だけど、ようやく衛斗に本音を伝えることができた。


もちろん、衛斗がそんなこと許すはずがないのはわかっている。