この声で、キミに「好き」と伝えたい。

そんなあたしの頭に、豹くんが優しく手を置いた。


「大丈夫。俺、こう見えて暴走族の総長だから。そんなのでビビってたら、総長なんて務まらないよ」


にっこりと微笑む豹くん。


…そうだ。

豹くんは、優しいだけじゃない。


強くて、いざというときに頼り甲斐のある、覇国のボスなんだから。


豹くんといっしょにいると、安心する。

ずっとこんな時間が続けばいいのに。