この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「だったら見せて」

「ダッ…ダメ……!」


あたしは抵抗してみたけど、あっさりと豹くんに手を捕らわれてしまう。

そして、露わになった首元。


そこには、紫のアザが所々に滲んでいた。


「…どうしたの、これ」


豹くんの問いに、あたしは口をつぐんでしまう。


これは、…衛斗に打たれたときにできたアザだ。

いつもなら、制服のシャツの襟で隠れているけど、雨に濡れたせいで襟がへたって見えてしまっていた。