この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「こ、こ、こ、これで勘弁してくださいっ…!!」

「…失礼しますっっ!!」


有り金だろうか、財布から小銭をばら撒くと、不良たちは一目散に逃げて行った。


不良たちはまるで嵐のようにあっという間に過ぎ去って行き、その場にはクシャクシャに折り畳まれているお札や小銭が散らばっていた。


「あのコたち、お金落として行っちゃった。追いかけて、届けたほうがいいよな?」