この声で、キミに「好き」と伝えたい。

だけど声を失くして、その未来への道が一瞬にして音を立てて崩れ落ちた。


声が戻った今、あたしはどんな未来を描いていた…?


正直…なにも考えていなかった。


今まで通り、歌のレッスンをしているだけで、その歌声を活かしてどうなりたいかということまでは、考えきれていなかった。


もし、あたしがこのコンクールに出場すると言ったら…。

豹くんは、なんと声をかけてくれるだろうか…?