この声で、キミに「好き」と伝えたい。

今さらどうしようもできないコンクールを、なぜこのタイミングで衛斗が…?


「予選を勝ち抜いた30名のうち、1名が棄権したらしくてね。本選への枠が1つ空いたんだ」

「へ〜…。じゃあ、29名で本選?それとも、予選で落ちた1名が繰り上がるの?」

「そのどちらでもないよ」


どちらでもないって…。


キョトンとして衛斗を見ると、なぜか衛斗はニヤリと口角を上げた。