この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「豹さんがこう言ってくれてるから、それに免じて今回は帰してやるよ。…でもな、これだけは覚えておけ」


黒髪の男の人は睨みを利かせて、不良たちに釘を刺すように目を向ける。


「周りも見ねぇで調子に乗ってると、そのうち…死ぬぞ?」


鋭い視線が突き刺さる。

まるで、蛇に睨まれた蛙のように不良たちは身動きが取れなかった。


「ほっ…本当に、申し訳ありませんでしたぁぁ…!!!」